2017年8月5日土曜日

『いざ・波』2017年7月のレポート -ロゼッタ売却・訳者に敬意を払うこと-

7月の推移です。今月はマザーズの風向きが変わりましたね。
ロゼッタ(6182)を保有株式すべて売却しました。

私は米国の大学を卒業後、関西の中小企業に就職したのですが、そこではアルファベットが一文字でも絡んでくるとすべて私に仕事が振られるという感じでした。

顧客対応や海外の工場とのやり取りがメインでしたが、けっこうな量の文献やマニュアル、報道記事、業務提携を目論んだ海外の企業のTVCMの翻訳等を、メンドクセーと思いながらやっておりました。

翻訳って、あれ、結構大変ですよ。とくに特殊な用語がからんでくると。当時(90年代半ば)はまだネットで手早く検索なんてなかったし。

というわけで、これからの労働力不足をにらんで6182とかはいいんじゃないかなと思って2016年の3月に取得したんだけど・・・

AIのテーマに乗って、あとマザーズのそーせい相場にのってスルスルと株価が上がり、その初夏に高値を付けた後ずっと停滞。私も仕事が忙しくなり完全放置。
6182の株価推移
それでT-4POはいまのところ海のものとも山のものともわからないので、今後の株価はそれにかかってくる・・・という状況にかけるのもアレかなと思い、今回全売却。

しかしあいかわらず忙しく、ほかにめぼしい投資先を見つけていないので、しばらく新たに投資する予定なし。




それにしても我々日本人はもっと訳者の方々に敬意を払うべきですね。たとえば書籍やブログ等でよく海外の賢人のありがたきお言葉を、バフェットがこう言った、マルキールがああ言った、ピーター・リンチはかく語りき、みたいに紹介されているのを散見します。

でもバフェットさんはチェリーコーク片手に、「潮が引くと誰が裸で泳いでいたかわかるので、そうなったときのセックスアピールの為に日ごろからエクササイズしときましょう・・・」とか言ってません。彼がそんな流ちょうな日本語をしゃべるとは思えない。

誰かが訳してくれているから、我々は賢人の言葉の恩恵をうけることができるのです。仕事とはいえ、翻訳って大変ですよ。

もっと訳者に敬意を払いましょう。




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